運転におけるメンタルモデルの生成


メンタルモデルとは

メンタルモデルというのは David N. FordとJames K. Doyleの文献によると定義が人によってまちまちで曖昧であると言っている。
Peter Sergeは「多くの仮定の下で、どのように世界が動くかという解釈であり、 その解釈がどう考えるかということに影響するので、我々の行動にも影響を及ぼす」と定義している。
もう少し分かりやすくすると、「与えられた条件下で、もの(自分自身を含む人や物)がどのように動くか、という理解や予想」の事である。
これを運転行動に置き換えると「こういう状況の時には周りはこう動くだろう」という様なモデルを参照しながら運転しているということになる。

メンタルモデルは性格や経験・年齢など、様々な要素から構築されている物である。
昨年度の研究では、メンタルモデルは経験することによって蓄積され、同じ経験をしても性格や年齢などによって異なるメンタルモデルが形成されると考えた。
同じ状況にありながら人によって異なる行動をするのは、人によってメンタルモデルが違うからであると言える。
このメンタルモデルを定量的に表すためには測定や設定が可能な項目についてのみ解析する必要があるため、条件(状況・環境)を固定し、性格と情動知能・運転行動(操作・挙動)の関係を解析した。

メンタルモデル

図1  運転行動時に参照するメンタルモデルの一例



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