「レーシングカーの車両データ計測とその使い道を学ぼう!」参加報告
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【企画】「レーシングカーの車両データ計測とその使い道を学ぼう!」
(フォーミュラ・ニッポンピット内見学)

【主催】学自研(学自研:自動車技術会関東支部学生自動車研究会)
【参加者】日本大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻
吉川 典孝
小野 雅史
齋藤 勇人
小澤 雄哉
清水 直樹
日本大学 理工学部 機械工学科
石原 幸典
山口 龍一
高梨 優一
後藤 有也
【内容】8月7日(金)、8日(土)とツインリンクもてぎで行われたフォーミュラ・ニッポン(以下FN)の見学へ行ってきました。本学からは上記9名が参加し、千葉大学、東京農業工業大学、関東学院大学、青山学院大学、横浜国立大学、日本大学生産工学部、秋田県立大学、芝浦工業大学、茨城大学から多くの参加者が集まりました。
1日目はFNマシンのピット作りを見学し、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(以下FCJ)のマシンとそのマシンのテスト走行を見学しました。色々なところから様々なエンジン音が聞こえてきてとても興奮しました。また、多くの大学から学生が集まったので、学生交流を兼ねてカート大会を行いました。カート大会とは、参加者をいくつかのグループに分けて、ツインリンクもでき内のカートランドにてコースタイムを競う企画です。この企画を通じて他大学との交流を深めることができました。
2日目はFCJドライバーのロガーデータの説明を受け、アクセル開度、ブレーキの強さ、走行ギアデータなどから、早いドライバーと遅いドライバーの違いなどの説明を受けました。他には、FCJ車両の車検風景を見学し、どうしたら早くセッティングの確認が取れるのか知識を深めることができました。2日間で最もメインなイベントはFN各チームのピット内見学です。通常は見学を許可されていないエリアですが、学自研企画ということで、特別に見学許可を得ることができ、FNの予選中、各チームに学生3~4名程度が分散し、ピット内から予選を見学することができました。目の前にはFNマシンがあり、メカニックの方などピット内のピリピリとした空気を肌で感じることができました。
2日間を通して、モータースポーツの醍醐味を味わい、エンジン音の迫力を感じ、メカニックの無駄のない動き、効率的な技術などな大変貴重なことを見ることができました。学生フォーミュラをやっている学生はもちろん、エンジンの研究をしている学生など、今後の学生生活にフィートバック出来ることが多く、ためになる2日間でした。
最後に、FN主催者の株式会社日本レースプロモーション(以下JRP)の上野様、矢部様、石原様、その他ご協力いただいたJRPスタッフの方、本田技術研究所の坂井様、小林様、FNチーム関係者の皆様には、本企画を遂行させて頂きまして、大変感謝しております。ご協力誠にありがとうございました。
(文・吉川典孝)