2009年4月7日に,明治記念館で開催された日本機械学会第86期通常総会において,2008年度 日本機械学会賞の授賞式が行われ,機械工学科の飯島晃良助教が『日本機械学会奨励賞(研究)』を受賞しました.
受賞基準は「機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績(印刷公表された論文等)をあげた新進会員個人.」とされています.
対象業績名は以下のとおりです.
対象業績:分光計測による予混合圧縮着火機関の着火及び燃焼メカニズムの研究
『予混合圧縮着火(HCCI)燃焼』とは,ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの特徴をハイブリットした燃焼方式で,ガソリンエンジン,ディーゼルエンジン両分野から高効率かつクリーンな次世代燃焼技術として注目されています.
飯島助教の行ったHCCI燃焼メカニズムの研究は,HCCIエンジンの実用化のために有用な知見を提供し,これが賞され今回の受賞に至りました.
また,飯島助教は,2008年5月に『第58回自動車技術会賞 浅原賞学術奨励賞』を受賞しており,今回の受賞により,日本機械学会と自動車技術会の両奨励賞を受賞しました.
詳細は,以下のページをご覧ください.
<2008年度日本機械学会奨励賞(研究)受賞者一覧>
http://www.jsme.or.jp/rep2009hyoushou/shou86.htm#kenshou2008
<自動車技術会賞歴代受賞者>
http://www.jsae.or.jp/09award/jsaeawalist.php
これに加えて,上記の受賞研究業績をもとにして,平成20年度技術士第二次試験に合格し,技術士(機械部門)への登録を果たしました.
※技術士とは国家試験である技術士第二次試験に合格し,登録した人だけに与えられる称号です.技術士になると,科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを国に認定されることになります.技術士についての詳細は「社団法人日本技術士会」のホームページ等をご参照ください.
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※技術士とは国家試験である技術士第二次試験に合格し,登録した人だけに与えられる称号です.技術士になると,科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを国に認定されることになります.技術士についての詳細は「社団法人日本技術士会」のホームページ等をご参照ください.
日本機械学会奨励賞(研究)賞はい
日本機械学会奨励賞(研究)賞状