授業風景(実技科目を中心に)
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授業風景(実技科目を中心に)

1年次

【機械工作実習A・B】
専門科目を学ぶ前に実際に機械・器具・測定機等を操作・演習することにより、ものづくりの基本を体験します。少人数の班に分かれ、各実習テーマを順番に体験します。
(実習内容一例;エンジン分解組立、旋盤、溶接、鋳造、メカトロニクス演習)
右の写真は、エンジンの分解と組み立ての実習風景です。
機械工作実習の写真
【機械設計製図IA・IB】
実際にものをつくる上で必要となる図面は「工業界の言葉」といわれるように重要なもので、また、エンジニアにとって図面の「読み書き」は不可欠の条件です。機械部品のスケッチと製図演習を通じて製図法と読図能力を身に付けます。
右の写真は、図面を描くための机(ドラフター)で、図面を作成(製図)している風景です。
機械設計製図Iの写真

2年次

【機械工学実験IA・IB】
実際に実験装置を用い、自分の手で試験片に触れ種々の実験を行います。それらを観察・計測し得られた結果を定量的に整理し、今までに得られた知識を基に自分の頭で考え自分の意見として報告書にまとめます。そして教員との質疑応答から内容の理解を深め技術者としての創造性を養う事を目的としてます。
(実験一例;引張試験、応力測定実験、切削抵抗測定実験、コンピュータによるデータ解析)
 

機械工学実験Iの写真A

機械工学実験Iの写真B

【設計製図IIA・IIB】
実技科目(機械工作実習、機械工学実験、機械設計製図I)、基礎力学などの専門科目で学んだ知識を応用し、与えられた要求性能を満足するような機械の設計を学生自らが行います。設計者の意思とアイディアを盛り込んだ設計を行い、設計書、図面の作成を通して機械技術者としての基礎的能力を習得することを目的としてます。

設計製図IIの写真

3年次

【機械工学実践演習(インターンシップ)】
夏季休暇中に企業にて10~15日間のインターンシップ(就業体験)を行います。自己を磨き、自己と職業、自己と社会とのかかわりを知ると共に、大学で得た専門知識を企業にて実践的な形で活用してみる事を目的としてます。
右の写真は、駿河台校舎にて行われたインターンシップ報告会の様子です。

機械工学実践演習(インターンシップ)の写真

【機械工学実験IIA・IIB】
実験を通して、教室で学んだ学問が実際にどのような現象に対応するのかを学ぶものです。また測定器の扱い方や実験に対する心構えも身に付ける事も目的としてます。実験の報告書を作成し、教員との審査を受けることにより報告書作成と内容報告の一連の流れを学びます。
(実験一例;風洞実験、振動の実験、ガソリンエンジンの特性実験、梁の弾塑性曲げ実験、空気圧縮機試験)

機械工学実験IIの写真A

機械工学実験IIの写真B

【機械工学ゼミナール】
定員制で、各教員毎に決められたテーマで行われる専門的な少人数授業で、卒業研究に向けての実践的体験型授業となっています。

4年次

【卒業研究】
各研究室に配属され、卒業研究を一年間かけて行います。研究室では通常2~4人程度で班を作り、卒業研究のテーマに取り組みます。卒業研究はまだ誰にも知られていない真実を自分たちの力で研究し見つけ出すことが目的です。
研究成果は、2月までに卒業論文にまとめます。

大学院

【修士論文審査会】
各大学院生が各研究室にて2年間行ってきた研究成果を論文にまとめ、2月に専攻毎に行われる修士論文審査会で発表します。

修士論文審査会の写真